キャリア決済を乗っ取られた。
上記のようなトラブルに巻き込まれていませんか?
キャリア決済を乗っ取られたらすぐにキャリア決済のパスワードを変えるか、利用を停止して下さい。
そして、携帯会社に電話で連絡をして下さい。
早めに連絡しないと申告日から遡って90日までしか保証してもらえないところがあるので注意が必要です。
そこでここでは、キャリア決済を乗っ取られた後の流れと原因について紹介していきます。
目次
1:キャリア決済を乗っ取られた時の行動
キャリア決済を乗っ取られたらどうしたらいいの?
キャリア決済を乗っ取られたらすぐに携帯会社に連絡をしましょう。
保証してもらえる期間と内容は以下の通りです。
携帯会社 | 期間 | 保証内容 |
docomo | 過去の被害は原則対応 | 原則全額保証 |
au | 申告日からさかのぼって90日前まで | 原則全額保証 |
SoftBank | 過去の被害は個人で対応を検討 | 原則全額保証 |
保証してもらえる期間がありますので注意して下さい。
お客様に故意または、重大な過失がある場合は保証できないことがあります。
また、保証に当たっては携帯会社の審査や手続きが必要です。
是非、参考にして下さい。
2:キャリア決済が乗っ取られた4つの原因
いつの間に、キャリア決済が乗っ取られたの?
キャリア決済が、いつ乗っ取られたかわかりませんよね。
キャリア決済が不正に利用される原因は、1番がフィッシング詐欺がで次に多いのが盗難・紛失によるものです。
スマホは、小さく持ち運びが便利ですが盗難・紛失に遭いやすい大きなデメリットがあります。
ここでは、キャリア決済の不正に利用される4つの原因について紹介していきます。
2-1:フィシング詐欺によるキャリア決済の不正利用
フィッシング詐欺とは、携帯会社に装いSMSやメールで「キャリア決済が不正に利用されています。」などの通知をし、メッセージ内の不正なURLリンクから偽のサイトに誘導させID・パスワードを入手するサイバー犯罪です。
最近は、スマホ決済の広がりに乗っかり被害件数も年々増えてきています。
携帯会社の正規のサイトと誤認してID・パスワードを入力すると、続けてクレジットカードの情報も要求されることがありますので入力しないように注意して下さい。
2-2:同じID・パスワードの使い回し
ID・パスワードを設定する時、面倒だからと言って同じものを使い回ししていませんか?
サイバー犯罪は、フィッシング詐欺で入手した情報をリスト化しさまざまなサービスへのログインを試します。
複数のサービスで同じID・パスワードを利用していると、芋づる式に各種サービスのアカウントを乗っ取られるリスクが高くなるのです。
2-3:携帯の紛失
小型で持ち運べるスマホは盗難や紛失に遭いやすいものです。
最悪の場合、悪意のある第三者によって決済アプリを不正利用される可能性があります。
携帯の盗難や紛失の対策もしっかり行いましょう。
2-4:アプリの脆弱性を悪用される
スマホ決済の広がりとともに、新しいサービスが次々と発表されています。
お金に関するサービスはサイバー犯罪に狙われる傾向にあります。
アプリやサービスのセキュリティ上の欠損を、悪用される可能性があります。
安全なアプリの利用をおすすめします。
3:乗っ取られないための7つ対処法
キャリア決済を乗っ取られないためにはどうすればいいの?
キャリア決済を利用する際に、注意することが7つあります。
- ネット上での情報入力は慎重に
- アカウントを厳重に管理する
- スマホにロックをかける
- 高額決済可能な決済アプリにロックをかける
- 位置情報サービスを有効にする
- 信頼できる決済サービスを利用する
- 使わない決済アプリを削除する
上記の対処法について、紹介します。
3-1:ネット上での情報入力は慎重にする
アカウント情報やクレジットカード情報の入力を求めるWebサイトにたどり着いた時、正規のサイトか必ず確認して下さい。
メール・SMSなどから誘導されたWebサイトは詐欺サイトと疑って下さい。
もしくは、携帯会社に直接電話で確認をしてみるのもいいですね。
3-2:アカウントの管理は厳重にする
アカウントの不正アクセスを未然に防ぐためにも、サービスごとに異なるID・パスワードを利用しましょう。
他にも、二要素認証機能が設定できる場合は有効にして下さい。
二要素認証が有効になっていると、ログイン時にID・パスワード以外に認証コードなどの入力も必要となるのです。
たとえ第三者に、ID・パスワードを入手されてもアカウントの認証を突破することは困難になります。
3-3:スマホにロックをかける
決済アプリを入れている方は、必ずロックをかけましょう。
これは、スマホを盗難・紛失した時に第三者によって不正に利用されないためです。
ロックをしても簡単なパスワードでは、すぐに解除されますので注意して下さい。
3-4:高額決済可能なアプリにロックをかける
決済アプリによっては、アプリ自体にロックをかけることができます。
スマホの盗難・紛失に備えて有効にしておきましょう。
特に、クレジットカードや銀行口座と直結している高額決済が可能なアプリはロックが必須です。
3-5:位置情報サービスを有効にする
位置情報サービスを有効にすることで、ネットに接続したパソコンでスマホの位置を特定したり、遠隔からスマホをロックすることができます。
iPhoneの場合は「iPhoneを探す」Androidの場合は「端末を探す」機能を有効にしておきましょう。
一度、試してみると良いですね。
3-6:信頼できる決済サービスを利用する
セキュリティを考慮した決済サービスを利用しましょう。
二要素認証や本人確認を求める機能などは、必須だといえます。
また、決済サービス事業者によって不正利用にあった保証要件なども異なるため、比較した上で選択しましょう。
月々の利用金額やチャージ金額の上限を低めに設定しておくことも大切です。
3-7:使わない決済アプリを削除する
使わなくなった決済アプリを放置しても情報漏えいのリスクになるだけです。
インストールしたが、使わなくなった決済アプリはクレジットカードや銀行口座の情報を削除してアンインストールしましょう。
乗っ取りや盗難にあった際に、色んな決済アプリを利用されてしまいます。
まとめ
キャリア決済の乗っ取りについて紹介しましたが、理解できましたか?
キャリア決済が乗っ取られたらすぐに携帯会社に電話で連絡を行い、キャリア決済の利用停止をしてもらいましょう。
携帯会社に連絡することで、不正に利用された金額を保証してもらえます。
今後、キャリア決済を乗っ取られないためにも原因と対処法を覚えて安全に利用して下さい。
コメント