Amazon Payで支払いをしようと思うけど手数料がかからないか不安・・・
ネットショッピングをしているときに「Amazon Pay」や「Amazonアカウントでお支払い」という画面を見たことはありませんか?
Amazon PayはAmazonアカウント内のクレジットカード情報を利用する決済方法ですが、手数料などの詳しい説明がないため利用するか迷ってしまいますよね。
ズバリお答えすると、Amazon Payでの決済に手数料は一切かかりません。手数料はAmazon Payを導入している店舗がすべて負担してくれます。
「じゃあ導入店舗は損するだけでは?」と思うかもしれませんが安心してください、3つのメリットが存在します。今回は手数料を起点として利用者と導入店舗、両方のメリットとついても解説していきますね!
目次
1:Amazon Payでの決済は手数料不要
冒頭でもお話ししましたが、Amazon Payでの決済に手数料は必要ありませんので安心して利用してください。しかしAmazon Payで決済を受けた店舗側は手数料を支払う必要性があります。
それでは詳しく説明していきます。
1-1:利用者は手数料不要
Amazon PayはECサイトで用いられる決済方法のひとつでしたね。Amazonアカウントにログインすることでアカウントに登録されているクレジットカード情報を利用して決済ができます。
つまり基本的にはクレジットカードでの決済と同じです。クレジットカードを利用するときに手数料を払っている人はいませんよね。よってAmazon Payを利用して決済しても手数料を取られることはありません!
1-2:手数料は店舗が負担
Amazon Payの利用者は手数料がかからないのでしたね。この手数料をAmazonに支払っているのは、あなたが商品を購入した店舗です。
販売商品がデジタルコンテンツなら購入金額の4.5%、物理的商品やサービスであれば4%の決済手数料が必要です。
1-3:Amazon Payは2種類の使い方がある
Amazon Payには「ECサイトでAmazonアカウントにログインして決済をするサービス」の他に「実店舗でQRコードを用いて決済するサービス」の2種類あることも知っておいてください。
Amazon Payの使い方は別記事で詳しく説明してあるので、ぜひご覧ください。
世界一わかりやすい!Amazon Payの2つの使い方を紹介
2:Amazon Payを導入する店舗にかかる手数料と費用
さきほど軽く触れましたが、Amazon Payを導入した店舗はAmazonに対して決済手数料を支払う必要があります。しかしそれ以外の費用は必要ありません。その詳細を説明します。
2-1:決済手数料は店舗の販売内容に応じてAmazonが決定
Amazon Payを用いて決済が行われた場合、店舗はその購入金額の4%もしくは4.5%をAmazonに支払う必要がありましたね。
- デジタルコンテンツを販売する店舗4.5%
- 物理的商品やサービスを販売する店舗は4%
この決済手数料は店舗の主な販売商品をふまえてAmazonが決定し、店舗によって定率です。
かんたんな例を挙げると
ネット通販を行うA店舗:主な商品は音楽データでAmazonから「あなたの店舗は手数料4.5%」と言われたとしましょう。
1000円の音楽データ(デジタルコンテンツ)がamazon Payで購入された場合、手数料は4.5%が適応されて1000×0.045=45円
1000円のCDケース(物理的商品)がAmazon Payで購入された場合、この時も手数料は4.5%が適応されて1000×0.045=45円
となります。この手数料は基本的に定率ですが、Amazonの判断で変更になる可能性もあります。
2-2:決済手数料以外の費用はかからない
Amazon Payを導入しても決済手数料以外の費用はかかりません。
月額費用、初期費用、振込手数料、全て無料となっています。
詳しくはAmazon Pay公式サイトからご確認ください。
3:ECサイトでAmazon Payを使用する3つのメリット
Amazon Payは手数料がかからない以外にも大きなメリットが3つあります。
- ECサイトで余計な情報を入力せずに購入できる
- クレジットカードの不正利用を未然に防げる
- 新たな登録が必要ない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
3-1:余計な情報を入力せずに購入できる
ネットショッピングで商品を購入するとき、「氏名」「郵便番号」「住所」などの情報入力を煩わしく思いませんか?
Amazon Payを用いれば、これらの情報を入力せずに最短2クリックで商品を購入することが出来ます。
Amazonアカウントにログインするだけで、登録されている「届け先住所、氏名」を利用可能です。
これでECサイトにわざわざ情報を入力する必要がなくなりますね。
3-2:クレジットカードの不正利用を未然に防げる
小さなECサイトでクレジットカードを利用するのはクレジットカード情報を盗まれたり不正利用されたりしないか不安ではありませんか?
Amazon Payでは購入店舗側にクレジットカード情報が渡ることはありません。
利用されるクレジットカード情報はAmazonアカウントに登録したものです。そのためAmazonの強固なセキュリティで管理されており、安心してネットショピングを楽しむことが出来ます。
3-3:新たな登録が必要ない
Amazon PayはAmazonアカウントに登録してさえいれば、今すぐにでも利用することが出来ます。
これは実店舗のQR決済も同様で、スマホのAmazonショッピングアプリから決済用のQRコードを表示することが出来ます。
4:EC店舗側がAmazon Payを導入する3つのメリット
普及しているということは導入店舗にもメリットがあるということです!
導入メリットは大きく3つあります。
- 新規顧客の獲得
- 商品の購入率上昇につながる
- Amazonの高度なセキュリティを利用できる
4-1:新規顧客の獲得
Amazon Payを利用すると登録を面倒だと考えているユーザーを食い止めることができるほか、Amazon Pay対応店ということで新たな顧客を獲得することが期待できます。
購入をやめた人の6割は「支払い情報や住所登録が面倒」と考えているという調査結果があります。
調査:株式会社マージェリック 対象:20〜60代男女(562名)
4-2:商品の購入率上昇につながる
いわゆる「かご落ち」を減らすことができます。
かご落ちとは商品を購入しようとかごに入れて(購入画面に進んで)から何かしらの理由で購入をやめてしまうことですね。このかご落ちをなくすことで購入率上昇が期待できます。
先ほどのデータとも関わってきますが、「支払い情報や住所登録が面倒」という考えがかご落ちの理由の1つであることは間違いないでしょう。
4-3:Amazonの高度なセキュリティを利用できる
これは導入店舗側からしても大きなメリットでしょう。安心して利用できる決済サービスを導入していることはサイトの信用力アップも期待できますね。
5:Amazon Payで決済する際に注意する5つのこと
Amazon Payでの決済を考えている人は以下の5つの注意点を知っておく必要があります。
- クレジットカードがないと利用できない
- Amazonギフト券は使用できない
- 特別なポイントは付かない
- 海外サイトでは利用できない
- キャンセルや返金は店舗次第
5-1:クレジットカードがないと利用できない
Amazon Payはクレジットカード(デビットカード可)をAmazonアカウントに登録していないと利用できません。使用可能なクレジットカードはVisa、MasterCard、American Express、JCB、Diners Clubになります。
5-2:Amazonギフト券は使用できない
Amazonギフト券をAmazon Payで使用することはできません。
たとえアカウントにギフト券が入っていてもAmazon以外のECサイトでは使用されません。
5-3:特別なポイントは付かない
Amazon Payで決済することで特別にポイントが付くことはありません。
ただしご利用のクレジットカードのポイントは通常通り獲得できます。
5-4:海外サイトでは利用できない
海外ECサイトのAmazon Payは日本のAmazonアカウントでは利用できませんので注意してください。
5-5:キャンセルや返金は店舗次第
購入商品の返品、返金、購入後のキャンセル等は、購入した店舗の規定が適応されます。
Amazonに返品依頼をしても意味がないので、購入店舗に問い合わせましょう。
まとめ
利用者はAmazon Payで決済をしても手数料は必要ありません。導入店舗が手数料を負担しています。
手数料は店舗の主な商品を踏まえてAmazonが決定し、店舗で定率になっています。
主な商品がデジタルコンテンツなら購入金額の4.5%、物理的商品やサービスであれば4%でしたね。
どうでしたか?参考になれば幸いです!!
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