
「amazonギフト券の買取になんで本人確認が必要なの?」
「ギフト券買取サイトに個人情報を渡すのは怖い…」
上記のようにお考えではないですか?
amazonギフト券の買取を申し込むと、ほとんどの場合「本人確認」を求められます。
「個人情報を盗もうとしているんじゃ…」
いいえ、本人確認が必要なのには2つの理由があるのです。
- 不正利用防止のため
- 古物営業法による確認義務
この記事を読むことで本人確認が必要な理由の他、次の疑問が解決します。
- 本人確認不要な買取サイト
- 必要になる本人確認書類
- 安心して利用できるamazonギフト券買取サイト
それでは本題に移りましょう。
ウルチケの創造者。電子ギフト券の売買サイトも運営した経歴を持つ、業界歴15年目のスペシャリスト。amazonギフト券やiTiunesカードの売買は知っている人が得する取引です。知らないでは損してしまうこんなバカバカしいことは避けてほしい!
目次
1:amazonギフト券買取に本人確認が必要な2つの理由
冒頭でも話した通り、amazonギフト券の買取に本人確認が必要な理由は2つあります。
- 不正利用防止
- 古物営業法に基づく確認義務
1-1:不正利用防止
本人確認を実施する理由の1つ目は、不正利用を防止するためです。
近年の架空請求や振込詐欺では、現金ではなくamazonギフト券を送るように指示してくることがあります。
なぜなら、amazonギフト券はコードを入力するだけでチャージできるという特性から、犯罪に足が付きにくいのです。
そんな詐欺グループですが、もちろんAmazonでネットショッピングがしたい訳ではなく、欲しいのは現金です。よって、詐欺で入手したamazonギフト券を何らかの手段で現金に変える必要性があります。
その現金化の手段として、ギフト券買取サイトが悪用されてしまうことがあるのです。
そんな不正利用を防止するため、もし利用されてしまっても個人情報を警察に提供するため、このような理由から本人確認を実施しているのです。
1-2:古物営業法に基づく確認義務
古物営業法とは、盗品の売買を防ぐ目的で古物商の営業を取り締まるための法律で、その15条において「古物」の買取には本人確認が必要であると定められています。
第十五条 古物商は、古物を買い受け、若しくは交換し、又は売却若しくは交換の委託を受けようとするときは、相手方の真偽を確認するため、次の各号のいずれかに掲げる措置をとらなければならない。一 相手方の住所、氏名、職業及び年齢を確認すること。引用:古物営業法
本人確認を行う2つ目の理由は、amazonギフト券の買取に古物営業法が適応される可能性があるからです。
“可能性がある”という言葉を使ったのはamazonギフト券が「古物」に該当するかどうか明確でないことが挙げられます。
それ自体が金銭的価値を持つ金券は古物ですが、amazonギフト券はそれ自体に金銭的価値がありません。コードを利用してしまうと無価値になってしまう、つまり金銭的価値があるのは「コード」だとの解釈もできます。
よって、amazonギフト券の売買は電子情報の売買であり、古物営業法の適応外であるという見解の人が多いのも事実です。
ある弁護士はamazonギフト券について以下のような見解を示しています。
メールタイプの電子ギフト券というのが、単なる電子情報ということであれば、有体物ではなく、窃盗の対象ともなりませんので、「盗品等の売買の防止、速やかな発見等を図るため」という古物営業法の目的(1条)からしても、メールタイプの電子ギフトの売買等を行うことに古物営業の許可は必要ないと思います。
引用:弁護士ドットコム
少なくともメールタイプのamazonギフト券は古物には該当しないが、カードタイプのギフト券は「古物」に該当する可能性があるということなので、古物営業法に基づき本人確認を行っているのですね。
2:本人確認不要のamazonギフト券買取サイトには注意
現在ではamazonギフト券買取サイトのほとんどが本人確認を実施していますが、中には本人確認を行っていない買取サイトも存在しています。
1章でお話ししたように、本人確認を行わない買取サイトは、犯罪に加担している可能性があるので注意が必要です。あくまで可能性ですが、身分証の提示が必要ないからと言って安易に飛びつかないことをオススメします。
2-1:身分証不要のamazonギフト券買取サイト
どうしても身分証を提出したくない人は「買取ウィング」の利用をオススメします。
買取ウィングは本人確認の方法が、身分証の提出ではなくSMS認証です。
SMS認証については次の章をご覧ください。
そんな買取ウィングですが、買取率は85%(手数料300円別※)とかなり低いです。
例えば10000円の申し込みだと振込は8200円になります。
※申込金額が3万円以上で無料
3:SMS認証での本人確認は不正利用の防止にならない
SMS認証とは、電話番号に対して4桁ほどの数字を送信し、その番号を入力することで本人であると確認する方法です。あの有名なLINEにも利用されていますよね。
そんなSMS認証を本人確認の手段として利用しているギフト券買取サイトも存在します。
ハッキリ言っておきましょう、SMS認証はギフト券不正利用の防止にはなりません。
その理由はたったひとつ、SMS認証の目的は「なりすましの防止」だからです。
つまり、本人確認の根本的な目的が異なるのです。
3-1:本人確認の根本的な目的が異なる
amazonギフト券買取業者が本人確認をする最大の理由は「不正入手したギフト券の現金化防止」でした。
身分証の提示を徹底することで、もし犯罪者がギフト券を現金化しても足が付くようにしています。
身分証の提示は次のことを防ぐことが可能です。
- 名前、年齢、住所などの不正
- 不正入手したギフト券の現金化
- 使用済みコードの販売
一方SMS認証で防ぐことができるのは次のようなことです。
- 複数アカウント
- 他人によるなりすまし
- 不正ログイン
このように、身分証の提示とSMS認証では、行う根本的理由が異なっています。
目的が異なるのでSMS認証では、ギフト券の不正利用を防ぐことはできません。
4:検証済み!絶対安心のamazonギフト券買取サイト5選
これまで数々の買取サイトを利用してきたウルチケですが、個人情報が流出したことはありません。そんなウルチケがメインで利用している5つのサイトを紹介します。
この5サイトならば安心して利用できることは間違いありません。
関連記事:【2019年度版】amazonギフト券を換金するなら利用するべきサイト5選
5:amazonギフト券買取は普段の身分証でOK
犯罪防止のために身分証の提示が必要なことは分かりました。
では、身分証とは何だったら大丈夫なのか気になりますよね!
結論、いつも提示している身分証で大丈夫です。
例えば次のような身分証が当てはまります。
- 運転免許証
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード
しかし、必要な身分証は買取サイトによって異なりますので注意しましょう。
5-1:絶対使える2種類の最強身分証
どの買取サイトでも絶対利用することができ、かつ1枚で確認可能な身分証は2つあります。それは「運転免許証」と「住民基本台帳カード」です。
これら2つの身分証は、1枚で次の全項目を満たすことができるので最強です。
- 顔写真
- 生年月日
- 住所
- 氏名
2枚のうちどちらかを所持していれば、どの買取サイトでも本人確認で困ることはないでしょう。
これ以外の身分証、特に顔写真がない「住民票」や「公共料金の領収書」だけでは買取できない場合があります。買取時に必要な身分証明証は買取サイトによって異なりますので、事前にWebサイトでチェックすることが重要です。
まとめ
amazonギフト券の買取に本人確認が必要な理由は2つありました。
- 不正入手したギフト券の買取防止のため
- 古物営業法での義務が適応される可能性があるから
個人情報を盗む目的ではなくて安心しましたね。