「法人向けamazonギフト券ってなに…?」
「利用にどんなメリットがあるの?」
上記のような疑問にお答えします。
早速ですが、法人向けamazonギフト券とは、「amazonと法人契約を交わした法人のみが購入できる、大量購入、大量使用に適したamazonギフト券」です。
コードのみをExcel形式で大量購入したり、送信先のアカウントにギフト券を自動登録したり出来ます。
このようなメリットの他にも下記のメリットも忘れてはいけません。
- 大量購入、大量使用に最適
- 会社独自のデザインを作成可能
- APIで発注可能
一般向けではカバーしきれない、法人利用の需要を満たしているのが法人向けamazonギフト券です。
それでは本文で詳しく解説していきます。
目次
1:amazonギフト券の法人向けタイプとは
法人向けamazonギフト券とは、法人が購入、利用しやすいように作られたものです。
価値は一般向けの物と同じですが、購入方法や受取形式が一般向けと異なります。
事前にamazonとの法人契約が必要で、一般の人は利用することができません。
この章の要点は2つあります。
- 一般向けギフト券との違い
- 法人向けamazonギフト券の種類は4つ
それでは解説していきます。
1-1:法人向けと一般向けの違い
法人向けamazonギフト券 | 一般向けamazonギフト券 | |
①法人契約 | 事前に必要 | 不要 |
②最低注文金額 | 10万円 | 15円 |
③支払方法 | 前払い銀行振り込みのみ | クレカ、代金引換、ATMなど多数 |
④商標利用 | 可能 | 不可 |
⑤コード一括購入 | 可能 | 不可 |
まず大きな違いとして、法人向けamazonギフト券を購入するには、事前の法人契約が必要です。契約後に専用のページから購入するという流れになります。
また、1度の購入は最低10万円ですので、少額の場合は一般向けamazonギフト券を利用するほかありません。
1-2:法人向けamazonギフト券の種類は4つ
法人向けamazonギフト券の種類は一般向けと少し異なります。
- コードタイプ
- カードタイプ
- Eメール配信
- 自動登録サービス
上記4つが法人向けamazonギフト券の種類です。
(1)コードタイプ
16-17桁のギフトコードのみがCSVファイル(Excelなどのファイル)で納品されます。
額面は50円~50万円内にて、1円単位で自由に設定可能です。
(2)カードタイプ
ギフトコードがカードに印字されているamazonギフト券で、一般向けのギフト券とほぼ同じです。
カードのデザインを、独自に設定することが可能な点が異なります。
額面は500円、1,000円、3,000円、5,000円の4種類のみです。
(3)Eメール配信
amazonギフト券を贈呈するアドレスに直接配信します。
メール内の画像、文書は独自に設定することが可能ですので、オリジナリティーを出しやすいです。
額面は50円~50万円内にて、1円単位で自由に設定することができます。
(4)自動登録サービス
ギフト券を送りたい相手のEメールアドレスを指定すると、相手のamazonアカウントに対して自動的にギフト券が登録されます。受け取った側がコードを打ち込む必要がない、便利なサービスです。
額面は50円~50万円内にて、1円単位で自由に設定することができます。
2:amazonギフト券の法人タイプ3つのメリット
amazonギフト券の法人向けタイプには3つのメリットがあります。
- 大量購入、大量使用に最適
- 会社独自のデザインを作成可能
- APIで発注可能
どれも法人ならではのメリットですので詳しく見ていきましょう。
2-1:大量購入、大量使用に最適
法人向けamazonギフト券は大量購入に適しています。
何百枚単位で一括購入可能なので、大多数の人に配布するのに最適です。
amazonギフト券は16-17桁の英数字から構成されたコードをアカウントに入力して利用します。
法人向けでは、このコードのみを大量購入して、CSVファイル(Excel等で管理可能)で受け取ることも可能です。
2-2:APIで発注可能
法人利用の場合、APIを利用することで必要なときに必要な金額を即時発行できます。
APIとは簡単に言うと「ソフトウェアの機能を共有すること」です。
今回の場合は、amazonギフト券を発行するソフトの一部を利用できるということですね。
APIならば、購入する際の事務手続きも発送までの時間も無くなるので、
- 頻繁にamazonギフト券を購入する場合
- 即時amazonギフト券が必要な場合
は利用することをオススメします。
2-3:会社独自のデザインを作成可能
amazonギフト券に独自のデザインを印刷することが出来るので、ブランド力や知名度上昇に役立ちます。
Eメールタイプのamazonギフト券では送付されるメールの画像や文章の内容をオリジナルにカスタマイズ、カードタイプだと印刷されるデザインを変更することが可能です。
デザインの変更はキャンペーン等でamazonギフト券を配布する場合に重宝する機能でしょう。
3:amazonギフト券を法人利用する3つの活用術
「どんなものか分かったけど、法人向けamazonギフト券って何に利用したらいいんだろう…?」
法人向けamazonギフト券の活用術は大きく3つあります。
- キャンペーンに利用
- 社員のインセンティブとして利用
- 顧客への支払い手段
それぞれ詳しく解説していきます。
3-1:キャンペーンに利用
amazonギフト券をキャンペーン等で配布する手段です。
企業の知名度アップ、優良な顧客情報の獲得などの効果が考えられます。
例えば、
- アンケートに回答でamazonギフト券500円がもらえる!
- Twitterフォロー&RTした人から抽選で10名にamazonギフト券プレゼント
- ご成約いただいた人には、もれなくamazonギフト券プレゼント
などは、他の企業で見たことあるのではないでしょうか。
3-2:社員へのインセンティブとして利用
amazonギフト券を利用することができるAmazonは、商品点数5,000万点以上の世界一のECサイトです。
インセンティブで現金を渡すことに抵抗がある場合にはamazonギフト券を利用してみてはどうでしょう。
社員の労働意欲向上、営業成績上昇につながります。
例えば、
- 営業目標達成した人にはamazonギフト券1万円分
- 年間新人賞受賞者にamazonギフト券3万円
のような使い方ができます。
3-3:顧客への支払い手段
あなたの企業がBtoCならば、amazonギフト券を支払いの手段として利用を考えてみてはどうでしょう。amazonギフト券はコードを送るだけで、顧客はすぐにその残高を利用可能です。
企業側のメリットとして、振込手数料の削減、銀行の振込非対応時間でもOK、などが考えられます。
Amazon公式サイトにて、amazonギフト券を支払い手段にしたという実例がありましたので参考にしてみて下さい。
4:amazonギフト券の法人タイプを利用するなら2つに注意
法人向けamazonギフト券は、Amazonと法人契約することで利用できるようになりました。
そんな法人利用ですが、必ず2つの注意点チェックするようにしましょう。
- 法人契約できない10の業種
- クレジットカードで取引不可
4-1:法人契約できない10の業種
下記10業種の法人は法人向けamazonギフト券を利用することができません。
- タバコ
- ポルノ
- アダルト系
- 非合法ドラッグ
- 出会い系サービス(一部を除く)
- ギャンブル(一部を除く)
- オンラインオークション
- 消費者金融(一部を除く)
- 輸入禁止商品
- デイリーディール
その他の業種であってもAmazonが非合法・不適切であると判断した場合は利用することができません。
4-2:クレジットカード利用不可
法人向けamazonギフト券の支払いは、
- 前払いの振込残高から支払い
- 購入の度に銀行振り込み
上記の2種のみとなっています。クレジットカードの利用はできませんので注意して下さい。また領収書はPDF形式でダウンロード可能です。
5:amazonギフト券の法人向けタイプを購入する手順
法人向けamazonギフト券を購入するには、Amazonの公式サイトから申し込みを行う必要があります。
- 名前
- メールアドレス(フリーアドレス不可)
- 会社名
- 英語表記の会社名
- 年間購入予定金額
上記を入力して進むと申し込みは完了です。あとはamazonからの連絡を待ちましょう。
下記リンクから、申し込み可能です。
まとめ
法人向けamazonギフト券とは、
「amazonと法人契約を交わした法人のみが購入できる、大量購入、大量使用に適したamazonギフト券」でした。
法人向けamazonギフト券のメリットは3つあります。
- 大量購入、大量使用に最適
- 会社独自のデザインを作成可能
- APIで発注可能
一般向けでは、カバーしきれない法人利用の需要を満たしているのが法人向けamazonギフト券です。
- キャンペーンに利用
- 社員のインセンティブとして利用
- 顧客への支払い手段
amazonギフト券には上記のような活用方法があるので、是非利用してみて下さい。
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